オカマバー血盟ブログかしら

リネレボのカマエル鯖のオカマバー血盟の活動記録よ♪

カマの国から 2019夏 ~産声~ (前編)

あぁああああ あぁあぁ あああああぁ♪
ぁぁああああ あぁあぁ あぁ♪
ふぅううううう うぅうぅ うううううぅ♪
んぅう ううぅ ううぅ♪ 

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母さん、元気ですか?

 


こちらは夏だというのに、夜は寒い日もあり、特に酒をたらふく飲んで酔っぱらい、動物の鳴き声で目が覚めたときの気分は、最悪なわけで。

知らない土地での、薄暗く街灯も無い路地は、不安な気持ちが余計と、身も心も、寒くするわけで。

 

 



シュタッ!◝( ˙ ꒳ ˙ )◜

 

ということで、北の国からのパロディーで始まりました!


オカマバー血盟ブログかしら♪


記念すべき第一回は、当店オカマバー血盟(リネレボというゲームのギルドのようなもの)が発足したきっかけを、それから次回以降で、現在の活動状況や集結する濃いキャラのホステス達、今後の計画、なんかを書いて行こうと思います!

 


ところで、まぁまぁスベったであろう冒頭のパロディですけれども、実はあれ、ただ滑るために書いたのではなくて、ちゃんとした意味があるんですよ!



というのは、、、

 

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時は遡ること2019年7月の終わり。

夏も本格的になってきたにも関わらず、身体の一部に妙な寒さを感じながら、けたたましい動物の鳴き声に目が覚めると、男は、見知らぬ駅のロータリーの端の、路地に横たわっていた。


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「また、やったのか。」


と、小さくつぶやくと、男はタクシーを探しに、とぼとぼと大きな道路を探し歩き始めた。

 


「(頭が痛い、、、)」


酒を飲んだのか。でもそんなに量は飲んだ記憶はない。
とにかく、とても楽しかったような気がする。

 


時計を見ると、時刻は午前2時

 

 

「(ここはどこなんだろう…)」


そう思いながら、街灯もない薄暗い道を、月明かりを頼りに歩いていると、遠くの方から何かが近づいて来る。


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「(人、、、、なのかな?)」

 



暗闇の中で、動物や虫の声が響いているからか、何でも恐い


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人なのかも怪しい。動物だったら危険が危ない幽霊かもしれない。


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そういえば自分は少し霊感が強い方で、出張とかで安いホテルや旅館に泊まると、だいたい耳元で女の人の泣き声や、心に直接響くような猫の鳴き声が聞こえる。

 

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「(ぁぁぁぁぁぁぁぁ。。。。恐いなぁ・・・・嫌だなぁ…おかしいなぁ。。。。)」

 

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というか、人でも恐い!!!

 

 

 


だいたい、何でこんな真夜中の暗闇に人が道を歩いてなきゃいけないんだし!

生きてる人だったとしても、こんな田舎、絶対おばあちゃんしか生息してないし。


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おばあちゃんワンチャンというかきっとボケてるし。




ボケこじらすと夢遊病とか、ウ〇コとご飯区別つかない病とか併発してるし。


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そういえばさっきから、ウ〇コの臭いもするし!



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「ひいいいいいいいいいいいいいいいいい」

 

 

「(ス〇トロ婆ンジャーだ!逃げろ!)」

 

 

男は田舎の一本道をクルっと方向転換して、スタスタと駅へ早歩きを始めた。

すると、スカ〇ロ婆ンジャーはコイントスからの猛ダッシュで追跡して来た!

 


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「(・・・・は・・・・早くね?)」

 




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「(スカ〇ロ婆ンジャー、ア〇ルサーチのスキルレベル異常に高くね?)」

 

 

何年振りかの全力疾走。だが足取りは軽く、風の抵抗も少ない。
ただ、異常に風を感じる。そして、下半身が寒い。

 


いや、下半身だけ寒い。

 

 






 

『待ち。。。止まりなさぁぁい!!(さぁぁい(さぁぁい(さぁぁい)))』

 


田舎にこだまする中年男性の声。

 


「(スカト〇婆ンジャーでは、無い!?)」

 



走りながら振り向くと、懐中電灯を激しく振り回しながら追いかけている、お巡りさんがいた。

 

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やばい。何かわかんないけど、苦手なシチュエーションだ。

 


と、いうのは、その男はリネレボの2年前のファンミーティングでセーラー服に熊の被り物という、自称ドワ子のコスプレをして来場したのを司会の方に面白おかしく拾ってもらい、少し話題になったことに気をよくして、病みつきになっていた。そして、それ以降のオフ会というものではペンギンの被り物をしたり、胸の名札に「ドワ子」と書いたスク水といった、少し奇抜な服装で行くことが多くなり、会場がある駅に降り立つと、かなりの確率で職務質問を受けるようになっていたからである。

 


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「(嫌な予感はするけど、大丈夫だ。)」




今日はあれだ、思い出した。

パンチさんの主催するラブレボオフ会に出たくて、パンチさんからの条件で”普通の”服装で行くという約束で参加させてもらっていたのだ。

それで、できる限りオシャレをしつつも、”普通”と言えるギリギリのラインを攻めたつもりであった。
会場でも、パンチさんに「今日はいいですね、普通で。」と褒められた!


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大丈夫。今日の自分、普通の人のはず。

 





走るのをやめると、お巡りさんが追いつく。そして、こう言った。

 


『どうしました!?』

 

 

 


。。。。どうしました。。。とは?

 

あ、逃げたからか?

 

 

「いや、あの、ちょっとびっくりして。」

 

 と答えると、お巡りさんは

 

『いや、どうしたんですか!?』

 

 


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え、逃げた以外に何かおかしなところあるのか?どうしかしてるのか?


遭難?


てか、ここどこ?

そもそも、どうしてこうなった?






 

男は、徐々に戻っていく断片的な記憶を辿り、順に考えることにした。 

 

 


今日は、そう。ラブレボ会に行った。パンチさんに褒められた。





その後、会場でまた調子に乗った?

 

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いや、そんなことはない。つまみ出されないように最善の努力はした。

参加する前、パンチさんに「来場してる女の子にプレゼントを配ってもいいか?」と聞いたら、「いや、”普通”でお願いします^^」と言われたので、できる限り大人しくしていた。

 

こっそり、変な自作のトートバッグやら謎のグッズやら、いろいろ配って苦笑いはされたけど、喜んでるようにも見えたし、苦情は行っていないはずだ。

 

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それに、お酒も控えた。


控えたというか、そのラブレボ会の前にゴメス会があって、それがめっちゃ楽し過ぎて盛り上がりまくりで水のようにお酒を飲んだから、ラブレボ会では飲めなかったのだ。

 




ゴメス会、楽しかったな。カル美ちゃんもいたし、ゴメスの奥さんもかわいかった。

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リップサービスで、「オカマ血盟つくるわよ!」とか言って、調子乗っちゃった。
そうだ。ラブレボ会の会場まで「師匠こっちです」とか言って送ってくれたんだ。
彼らにはお礼を言わなければな。

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ゴメス会はいい。

ラブレボ会はどうだったのだ?





あぁ、可愛い子がいた。

背の小さいツインテールリアルドワっ子だった。

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意気投合した。いろいろあって最終的にはパンツを見ようとした。

 

けど、中はショートパンツみたいになっていて、

「残念でした~ 見えないわよ~」ってなった。

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セーフ。完璧だ。


ノーミスクリア。
何故ならば、最後まで会場に居られた記憶がある。

 

完走したのだ。

 


完走して、皆で二次会へ。

 


は、行ってない。

 



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そう、行っていない。

何故ならば、皆で二次会に向かう途中で、そのリアルドワっ子と2人でしっぽりと別ルートへ向かったからだ!!!




めっちゃ可愛い!好きだ!

パンツまだ見てないぞー!

このー恥ずかしがりやさんめ!可愛いかよ!

 

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って思った。

 


別ルート、渋谷の道玄坂なのか?坂を登った。

 


すんごい登った。


ドワ子、足早い。さすが、パッシブスキルで足早い。
でもパーティメンバーには効いていないようだ。
何故なら、昼間に飲みすぎた酒がぐるんぐるん回ってきていたからである。

途中で気持ち悪くなって、いいムードとかそんなこと考える余裕も無くなっていた。

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そして、意識がもうろうとしてきて、その後の記憶が途切れている。

 

 

・・・・・

 


よくあること。どんまい自分!

 

 


人間というのは便利なもので、意識が飛ぶことが何度もあると、
自動運転モードというものが機能追加されるようになる。

 

最近のゲームで流行りの、ログアウトプレイのようなものだ。

 

 

操作していなくても自動で動いてくれる。

何ならアプリを落としていても動いてくれている。

 

記憶がないのに家に辿り着いている機能だ。


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まさに、神アプデである。

 


でも、みなさんもよく知っている通り、アプデというのはバグが付きもの。


今日は家に着いていなかった、ということだ。

 

 

 


だいたいのことは理解した。

 


男は、お巡りさんの質問にこう答えた。

 

 

「乗り越しました。わりと盛大に。」

 

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お巡りさんは、笑いながら、

 


『いや、そうでなくて。その恰好(笑)』

 

 

お巡りさんが懐中電灯で男を照らすと、そこには上半身がジャケットでばっちりキメた、変態がいた。


そう。変態は、ズボンをはいていなかったのだ。




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「(寒さの正体はこれか。。。。)」

 


ズボンをはいていないから下半身が寒かったのだ。

 

 

 

いや、待て。 そうではない。

 

それだけではない。

 

ズボンとは言っても、もともと半ズボンだったはずだ。

 

 


何かがおかしい。

 

 


その日はジャケットの下に大きめのTシャツを着ていた。

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(渋谷のパルコの店員のオネエちゃんにも可愛いと絶賛された哲子Tシャツ@自作

なのでTシャツの裾も長くて隠れていたのだが、股間の辺りが妙に締め付けられる。

 



「え?」

 




と、Tシャツをチラっとめくると

 

 

 

 

 

 

見覚えの無い、女性用の、


食い込みパンティをはいていた。

 

 


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「やだぁ///おてんば!!」

 

 

 

田舎の夜の空にオカマ誕生の産声が高らかに響いた。

 


 

これが、オカマの神様が降りてきた、『終焉の始まり』の物語である。

 

 

 

 

 

<エピローグ>

お巡りさんにズボンを貸してもらい、タクシーを呼んでもらって、なんとか家に着く。何も無かったかのように風呂に入り朝を迎えると、が起きて来てこう言う。

 

 『オフ会とか言ってなかったっけ?』

 

 「うん。そう。ごめん。」

 

オフ会というか、ゲーム自体に大人が夢中になっていることをあまり良く思われていなかったので、さすがに遅くまで帰らないのはマズかった。

 

『ごめんじゃなくて。オフ会でオカマバー?』

 

どういうことだ?男は困惑した。

理由を聞いてみると、どうやら電話して来たときに周りがオカマ言葉で騒いでいたという。。。。

 


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 「(終わった。)」

 



カル美ちゃんか?

いや、でもそのときの記憶はあるが電話はなかった。

となると、全く記憶の無い空白の時間帯に…

また自動帰宅モードがバグって無意識にどこかに寄っていたのだろうか。

 

しかもオカマバーって。。。。

 

そういえば地元にオカマバーが出来たらしく、ドンキの前で妙に図体の大きいオカマが呼び込みをしていた。まさか・・・

 

 

よくよく考えると、食い込みパンティの理由もそれで何となく察しがつく。

 

いや、察してるなよ自分!


そんなことは無い。。。。。はずだ。

 

とにかくこの場をどうにか誤魔化さねば。

 

 

男は、とっさの判断で、こう答えた。

 

ゲ、ゲームの集まりだよ?みんなでふざけてオカマの練習しt「無駄遣いしないで!(食い気味に妻)」

 

 

 「・・・・・・」

 

 

男は、オカマ血盟の結成リップサービスではなく現実のものにすることを決心した。



後付けでもいい。ゲームの集まりにオカマ言葉が飛び交うシチュエーションは、存在するのだ。

 

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カマプ練習は、存在します!

 



つづく。